ポケモンカードのプレイマナーとルール 気持ちよく対戦するために、初めてジムバトル（公認大会）に参加する方へ、対戦相手と気持ちよくプレイするためのマナーとルールを確認しておきましょう。 1. 挨拶とプレイ開始 挨拶は基本: 「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶をしっかり行いましょう。 デッキの確認: 対戦前には相手にデッキの枚数やスリーブの状態を確認してもらう（または確認する）のがマナーです。 2. シャッフルの仕方（相互カット）【重要】 自分だけでなく、**相手にもデッキをカットしてもらう（相互カット）**のが基本ルールです。 【許可の扱い方】：「シャッフル（またはカット）をお願いします」と声をかけてデッキを差し出すことで、プレイに必要な行為として許可を求めつつスムーズに進行するのがマナーとして一般的です。 シャッフルやカットは、相手のカードを傷つけないよう丁寧に扱いましょう。 3. スムーズな進行を心がける 長考しすぎない: プレイに悩みすぎると時間切れになってしまいます。スムーズな進行を心がけましょう。 ゲーム状況の明示: ダメカンは正確な位置に置き、コインやサイコロは相手に見やすい場所で振りましょう。 手札シャッフル（シャカパチ）の配慮: 手札を過度にシャッフルする「シャカパチ」という行為は、音や動きで相手が不快に感じたり、集中を妨げられたりすることがあります。過度に行わないよう配慮しましょう。 4. 相手への配慮 独り言は控える: 相手を威圧したり、情報戦になったりするような独り言は控えましょう。 威圧的な態度はNG: 相手が長考していても、ため息をついたり、イライラした態度を取ったりするのはマナー違反です。 不必要な行動は避ける: 相手のプレイ中に集中を妨げる行為（大声、貧乏ゆすりなど）は避けましょう。 カードを守るスリーブと競技ルールの注意事項 1. カードを守るスリーブの重要性 ポケカのサイズ: ポケモンカードゲーム（ポケカ）はレギュラーサイズ（約 63mm × 88mm）です。 二重スリーブ: インナースリーブとアウタースリーブで保護力が上がります。カードとスリーブ自体を大切にしたい方におすすめです。 二重のデメリット: デッキに厚みが出るため、シャッフルしづらくなる場合があります。一重でも問題ありません。 オーバースリーブは特に厚みが出ます。公式サプライなどのスリーブは、オーバースリーブより厚みは抑えられます。 2. 競技シーンにおけるスリーブ（フロアルールより） スリーブの統一性・マーキング判定: ジムバトルやシティリーグなどの競技シーンでは、すべてのスリーブは均一でなければなりません。 スリーブに傷や汚れ、印刷のズレなどがないかを確認し、カードを特定できるような目印（マーキング）として判定されないかチェックしましょう。 トラブルを防ぐため、新品のスリーブの使用が推奨され、予備のスリーブを必ず持参しましょう。 3. プレイマットについて プレイマットを使うと、カードが取りやすくなり、机の汚れからカードを守ることができます。 対戦で使用するプレイマットは、なるべく公式の物を使うのが好ましいです。 場にそぐわない、または不快感を与えるようなデザインのプレイマットは、対戦相手に不快感を与えてしまう可能性があるため、使用を避けるべきです。 4. トラブル・ルール確認時の対応（フロアルールより） ジャッジコール: ルールに疑問や不明点がある場合は、自己判断せずに**すぐに「ジャッジを呼びます」**と伝え、ジャッジ（審判）を呼びましょう。 対戦相手との口論ではなく、ジャッジの判断を仰ぐのが正しい対応です。